めだか用産卵床 説明書

めだか用産卵床の商品一覧

公式説明書動画

めだか用産卵床について

効果と特徴

めだか用産卵床は、メダカが自然に近い環境で安心して産卵できるように設計されています。緑のスポンジマットは産卵に適した柔らかさと耐久性を持ち、メダカの卵がたくさん付着しやすくなっています。また、浮き輪により、水面に安定して浮かぶため、めだかの好む日陰や水槽内の環境を整えながらメダカの繁殖を促します。

• 簡単設置：組み立てがシンプルで、水槽に浮かべるだけですぐに使用可能。
• 高い孵化率：スポンジマットの構造が卵の水カビ予防に、孵化率を向上させます。
• 親メダカによる食卵防止：産卵床が卵を保護し、親メダカによる食卵のリスクを軽減します。
• 繰り返し使用可能：清掃を行うことで長期間使用でき、コストパフォーマンスに優れています。

メダカの産卵床の組み立て方

商品内容
本商品には以下のパーツが含まれています。

• 発泡スチロールの浮き輪
• 緑のスポンジマット（下部をカット済み）

組み立て手順
本商品には以下のパーツが含まれています。

• スポンジマットの確認
  ・商品に含まれるスポンジマットは、産卵しやすいよう下部がカットされています。
  ・必要に応じて、さらにスポンジをほぐして繊維を柔らかくしておきます。
  
• スポンジマットを巻く
  ・スポンジマットの上部（カットされていない部分）を巻き
  下部が草の根っこのようにメダカが産卵しやすいふさふさした形を作ります。
  ・巻き終わりを軽く指で押さえ、ほどけないように整えます。
  
• 浮き輪への取り付け
  ・巻いたスポンジマットの上部を浮き輪の穴の開いた中央部分に差し込みます。
  ・しっかりと固定されるよう、指で押し込んで調整してください。
  
• 水中での調整
  ・産卵床を水に浮かべ、スポンジマットが安定して水中に浸かるよう調整します。
  水深が浅い場合はカットしてください。
  ・メダカが産卵しやすい位置（水槽の隅や流れの少ない場所）に設置してください。
  

メダカの産卵床の使用方法

• 設置場所
  ・メダカが落ち着いて産卵できるよう、水槽の流れが穏やかな場所に設置します。
  ・できるだけ直射日光が当たらない場所に配置し、水温が安定するようにしましょう。
  
• 産卵のタイミング
  ・メダカは春から秋にかけて、特に水温が20〜28℃の間で産卵しやすくなります。
  ・朝方に産卵することが多いので、定期的に確認しましょう。
  
• メダカの健康管理
  ・産卵期のメダカは栄養を多く必要とするため、高タンパクな餌を与えると良いでしょう。
  活餌として嗜好性の高いミジンコ、産卵に適した栄養バランスの和香特選めだか餌（産卵期用）を推奨
  

メダカが産卵した時にすること

• 産卵床のチェック
  ・毎日確認し、卵が付着しているかをチェックします。
  ・卵が確認できたら、親メダカが食べないように別の容器へ移動させます。
  ※卵を傷つけないように産卵床ごと別容器に移して、親メダカの水槽にはまた新しい産卵床と交換することをお勧めします。
  
• 水カビ対策
  ・卵は水カビに弱いため、メチレンブルーを添加した水に移すとカビ予防になります。
  ※メチレンブルーは白点病、尾ぐされ症状、水カビ病の治療に効果を発揮します。飼育水を着色しますが魚に悪影響を与えることはありません。
  
• 孵化までの管理
  ・水温を24〜26℃に保つことで、約7〜10日で孵化します。
  ・産卵床の入った容器の水換えを適宜行い、清潔な環境を維持しましょう。
  

メダカが孵化した後の稚魚（針子）の飼育方法

• 稚魚（針子）の飼育環境
  ・稚魚用に小型水槽やプラケースなどを使用し、水深を浅くします。
  エアレーションは水流ができない程度か、なくても構いません。
  ・水流が強いと稚魚が流され体力を奪われてしまいます。
  
• 餌の与え方
  ・孵化後数日はヨークサック（お腹の栄養袋）の栄養を使います。
  ・ヨークサックは3日目程度でなくなるため、それまでに微細な粉餌（和香特選めだか餌 針子稚魚用）やゾウリムシなどを与え食べさせましょう。
  ・1日3〜5回、少量ずつ与え、食べ残しが出ないように注意します。
  
• 水質管理
  ・稚魚は水質の変化に弱いため、1日1回10〜20%程度の水換えを行い、清潔な環境を維持します。
  ・水替えをしにくいため水質管理にはPSB光合成細菌やアンモニア吸着石、麦飯石の使用を推奨。
• 成魚への移行
  ・稚魚が1〜2cm以上に成長したら、成魚と同じ水槽に移すことができます。
  ・徐々に若魚・成魚用の餌に切り替えていきましょう。