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ビネガーイール説明書
公式説明書動画
準備中
ビネガーイールの特徴
ビネガーイールは体長0.5mm〜2.0mmの小さく細長い生物。めだか・金魚・熱帯魚などの稚魚の活餌として栄養価も高く、身近なリンゴ酢で培養しやすい生物です。
培養時は酸性の強い酢の中で生息しているため給餌時には同梱の中和剤で中和してからスポイトで与えていただきます。
また確認時、ビネガーイールは体長0.5?〜2.0?の小さく細長い生物のため、肉眼では確認しづらくなっております。
そのためビネガーイールがいないと思われるかもしれませんが、和香では出荷前に必ず確認を行っておりますのでご安心ください。
また、ご自身でご確認いただく場合は10倍程度のルーペをご使用いただくと確認しやすくなります。
※お届けしたビネガーイール培地は臭いがありますので、転倒や漏洩には十分ご注意ください。培地の臭いはリンゴ酢の臭いになります。
商品内容
- ビネガーイール(投薬瓶に入っている液体の中にたくさんいます)
- この説明書
- 中和する中和剤(重曹)※無くなったら市販の食品重曹をお求め管ださい
- 中和する際のマドラー
- 給餌時に使用するスポイト
生体への与え方
ビネガーイールの増殖水はpHが低く、アンモニアを含むため、増殖水から分離、洗浄してから与えることを推奨しております。
- 市販の目の細かい茶こしや細目のネット、スポイトを用意します。
- 与える分だけ別容器に組みなおします。
- その後、リンゴ酢の酸性を中和するために同梱の中和剤(重曹)を100mlに対し付属のマドラー5杯程度で中和してください。
- 中和が終わりましたら添付のスポイトで水面付近のビネガーイールを吸い取り、目の細かい茶こし等にくぐらせます。
- ビネガーイールが茶こし等に分離されるので、水などで軽く洗い流し、分離洗浄は終了。
分離、洗浄方法
- 与える目安は最初は魚が慣れるまで少量を1日1回与えてください。
慣れてきたら徐々に増やしていきます。 - 与える稚魚の時期はメダカ、グッピー、金魚など針子の段階から与えます。
- 生後5日ほどから栄養価の高い稚魚用の小粒な飼育飼料と併用されると成長が早くなります。
与える量の目安
増殖方法
- 2Lペットボトルなどの水深の確保できる容器
- リンゴ酢
- リンゴ欠片(レンジで様子を見ながら柔らかくなるまで温めたもの)
準備するもの
- 2Lペットボトルの4分目までカルキ抜きした水を入れ、さらに同量のリンゴ酢を加えます。
- 1cm角にカットしたリンゴ片を10個程度用意し、レンジで温めます。
熱を冷ましてから10個ほどペットボトルに入れてください。
※リンゴ片はまとめてレンジにかけ、冷凍しておくと容器替えや株分けの際に利用できます。 - お届けしたビネガーイールを入れ、ペットボトルのフタを軽く乗せたら増殖セットの完成です。
※ビネガーイールは酸素が必要な生き物のため、フタを締め切らないようにしてください。
増殖容器のセット方法
1例として2Lペットボトルでの増殖をご紹介します。
水量が多いほど安定して培養できますが、小型ペットボトルやその他の容器でも簡単に増殖できます。
定期的な管理
培養容器をセットしてから2週間ほどでビネガーイールが飽和状態になります。
飽和状態になるとそれ以上増えなくなるため、容器の移し替えを行い再度増殖させるか、株分けで培養容器を増やし、ビネガーイールを維持していきます。
※そのままの状態でも1か月以上保てますが、2か月目には水が汚れて個体数が減少していきます。そうなる前に容器の移し替えまたは株分けを行います。
- 新しい容器を用意し、古い容器からビネガーイールを飼育水ごと1/2移します。
※このとき古いリンゴ片や膜などをできるだけ取り除きます。 - 新しい容器にカルキ抜きした水とリンゴ酢を同量ずつ入れ、レンジにかけたリンゴ片を適量入れます。
- 古い容器をきれいに洗い、容器替えは終了です。
容器の移し替え(ビネガーイールを増殖容器1つのまま維持する方法)
- 新しい容器を2つ用意し、古い容器からそれぞれに1/2ずつビネガーイールを移します。
- 新しい容器にカルキ抜きした水とリンゴ酢を同量ずつ入れ、レンジにかけたリンゴ片を適量入れます。
- 古い容器をきれいに洗い、株分けは終了です。
株分け(増殖容器を1つから2つに増やし、ビネガーイールを増やす方法)
お問合せについて
よくあるご質問などはこちら(ビネガーイールのQ&A)に記載がございます。
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