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マイクロワーム説明書
公式説明書動画
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マイクロワームの特徴
- マイクロワームは体長0.5mm〜1.0mmの小さな微生物で、メダカや熱帯魚の針子稚魚、小型魚に使用可能な万能生餌です。
- 増殖スピードが速く、飼育難易度が易しいため非常に取り扱いの良い餌として知られています。
- 加えて栄養価が高く、嗜好性も非常に高いため成長促進、活力向上に効果があります。
- さらに水中でも5日ほど生きて泳ぎ回り、食べ残しが水を汚しにくいという特徴があります。
※お届けしたマイクロワームは増やす元種になりますので、増殖させてから生体に与えてください。
※マイクロワーム培地は臭いがありますので、転倒や漏洩には十分ご注意ください。培地の臭いは押し麦が発酵した臭いになります。
- マイクロワーム
- 押し麦
- ドライイースト
- マドラー
商品内容
- ご用意いただく容器の例
7cm×11cm×5cm(縦×横×高さ)
マイクロワームの増殖準備
- キリなどで培養容器のフタに空気の出入口を数か所あけます。※酸欠防止
- 大きめの耐熱容器に押し麦:水を1:2.5の割合で入れ、レンジで3分程度ずつ様子を見ながら10分〜15分おかゆ状になるまで温めます。
※焦げ付かないようにご注意ください。
もしくはお鍋で柔らかく芯が残らない状態もしくはおかゆ状態になるまでじっくり炊き上げてください。
※レンジやお鍋で炊く際は吹きこぼれなどに十分ご注意ください。 - カルキを抜いた水で押し麦を常温まで冷まし、軽く水気をとり、押し麦が軽くつかる程度に水で浸します。
- ドライイーストを振りかけ、かき混ぜます。
- 最後にマイクロワームを投入し、フタをしたら増殖セットの完成です。
- この状態で3〜5日すると、マイクロワームが増殖して容器の壁面に上ってきますので、それをマドラーなどですくって給餌します。
マイクロワームの増殖方法
これくらいのお粥状態にしてください
失敗例:水分が少なすぎます
- マイクロワームは乾燥に弱いため、1日1回霧吹きをします。ただし、水が多すぎると呼吸ができなくなってしまうため、元の水位を維持する程度でとどめておきます。
- 培養初期は必ず1日1回押し麦をかき混ぜてください。
初期はマイクロワームよりもカビが生えやすい状況です。
暗所の涼しい場所がおすすめです。
カビを放っておくと押し麦を覆いつくしマイクロワームが全く増えなくなります。
逆にマイクロワームが押し麦表面を覆いだすと、カビが全く増えなくなりますのでそこまではかき混ぜを必ず行ってください。
定期的な管理
- マイクロワームは増えるスピードが非常に早く、セット後から3〜5日ほどで押し麦の表面をうごめく様子が確認できます。
- さらに数日たつと飽和が起こり壁を登り始めます。壁に白いクモの巣状に広がる様子が確認できれば増殖は成功です。
- 容器の水位が減ってくると壁のマイクロワームが押し麦に戻っていきます。
その場合は減ったように見えますが、水位を戻すと再び壁を登り始めます。
この状態を維持することで壁面のマイクロワームを生体に与えやすくなります。
増殖の流れ
給餌の仕方
- 与える目安は下記量を1日1回与えてください。
針子稚魚の場合は2〜3時間で食べきれる量
小型熱帯魚の場合は5〜10分で食べきれる量 - 与える稚魚の時期はメダカ、グッピー、金魚など針子の段階から与えます。
- 生後5日ほどから栄養価の高い稚魚用の小粒な飼育飼料と併用されると成長が早くなります。
お問合せについて
よくあるご質問などはこちら(マイクロワームのQ&A)に記載がございます。
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